子供は可愛いし、かけがえのない存在です。
しかし、子育てには喜びや楽しみと同じくらい、
悩みもあり、辛くてたまらない時だってあります。
誰しも一度は、子育てに疲れ、逃げ出したいと思ったことがあるのではないでしょうか。
もちろん私もありました。
今日は、そんな私の経験を書きたいと思います。
子育てに疲れた!逃げたい?! 結局仕事に逃げたわたし
九州生まれの私ですが、
結婚してすぐに主人の転勤が関東に決まり、
知り合いのいない新しい土地で子育てをすることになりました。
ただでさえ不安な初めての子育て。
周りに知り合いがいないことで、
不安はさらに大きくなりました。
頼りたい主人は仕事が忙しく、
実家の両親も近くにはいなかったため、
毎日が孤独との闘いでした。
日中家に引きこもり、
赤ちゃんのお世話をしていると、
泣き続けるわが子に対して、
もうどうしていいのかわからなくなってしまい、
ストレスがたまっていきました。
ある時子育ての疲れから、
ストレスが爆発し、涙が止まらなくなってしまった私。
このままではだめになってしまう、と危機を感じました。
そして、当時の私は、恥ずかしながら、
子育てから逃げ出したいという気持ちで、
仕事を探すことにしました。
仕事を始めて、日中は子供を保育園に預けよう。
子供と離れる時間を作ることで、
子育ての辛さから解放されるに違いないと思ったのです。
運よく、新しいパート先と子供の預け先がすんなり決まった私。
当時、長男は一歳になったばかりでしたが、
保育園に預けて、私はパートを始めることにしました。
子育てと仕事の両立は辛いですか?! 甘かったと後悔してませんか?
保育園に子供を預け、パートを始めた私。
久しぶりの仕事は、なんだか新鮮で、
毎日子供と二人きりで過ごしていた私にとって、いい刺激となりました。
そして、あんなに毎日子育てにイライラしていた私ですが、
子供を保育園に預けるときは、
こちらが泣いてしまいそうになるくらい寂しくなりました。
また、仕事を終え、保育園に子供を迎えに行ったときは、
子供の顔を見ると、もう、かわいくてたまらなく感じました。
なんて愛おしい存在なんだろうと、改めて感じることができたのです。
やっぱり、仕事をはじめてよかった!そう思っていました。
しかし、現実はそんなに甘くはなかったのです。
仕事と子育ての両立は思った以上に大変でした。
まず、自分の時間は一切なくなりました。
朝から夕方までパートをして、保育園に迎えに行き、
その後、家に帰ると、そこからは目が回るほどの忙しさでした。
急いで夕飯を作り、子供に離乳食を食べさせ、後片付け、
お風呂に入れて、洗濯をしてから、子供を寝かしつける。
子供がすんなり寝てくれる日はいいですが、
寝かしつけに時間がかかることも。
その後、急いで明日の支度と、旦那の食事の準備。
毎日寝るのは夜中。
でも、次の日は早起きしなければ、朝の準備が間に合いません。
睡眠時間は減るし、ゆっくりできる時間は一切ありませんでした。
専業主婦だったときは、
仕事をすれば、子育てのストレスから解消される、
そう思っていました。
私は仕事と子育ての両立を甘く見ていたのです。
専業主婦と、共働き、どちらも一長一短あると感じました。
あまりの忙しさに、仕事を辞めてしまいたくなる時もありましたが、
幸いにも、職場の人間関係に恵まれていたので、
なんとか頑張ることができました。
甘くなかった、忙しすぎる子育てと仕事の両立を乗り切るコツ は?
なんとか、子育てと仕事の両立をすることができた私ですが、
何度もくじけそうになったことがありました。
きっと、両立に苦しんでいる人もたくさんいると思いますので、
私の経験から、両立のコツをご紹介したいと思います。
●働きやすい職場選びが肝心!
子育てに理解のない職場では、幼い子供を育てながらの仕事は厳しいです。
●家事は必要最低限のことだけやる。
仕事も子育ても家事も頑張るのは無理です。
平日は、必要最低限のことだけやり、掃除などは土日に回します。
●旦那さんと家事を分担する。
共働きの子育てには、夫婦の協力が必須です。
●1人で全てを抱え込まない!信頼できる身近な人に相談したり、頼る!!
一人で頑張りすぎないことが一番大切です。
ストレスをため込んで爆発してしまう前に、誰かに頼ることが大切です。
このようなことを意識することで、
子育てと仕事の両立を少しでも楽にしていただけたら嬉しいです。
まとめ
子育てと仕事の大変さについて、書かせてもらいました。
専業主婦と、共働き、どちらも大変でどちらが自分に向いているかは、
ご家庭の状況と、個人の性格によります。
ただ、どちらの場合もいえることは、ママは大変だということ。
そして、頑張りすぎて、自分が壊れてしまわないように、
こまめにストレス発散をする必要があるということです。
日本のママは、頑張りすぎだと感じます。
「子供のため、子供のため」と、頑張りすぎてしまう人が多いのです。
お母さんが幸せな気持ちでいると、それが子供にも伝わり、
子供も幸せな気持ちになれるのです。
ぜひ、自分を大切にして、子育てを楽しんでください。