子育てって、本当に大変です。
それに、仕事も加わると、もうてんてこ舞いでした。
私は、子供が小学生になるタイミングで仕事を始めましたが、
とにかく毎日が慌ただしく、バタバタした日々を送っていました。
今日は、子育てと仕事の両立で抱えてしまったストレスについて書きたいと思います。
子育てと仕事の両立は甘くなかった・できない自分にストレス
子供が小学生になり、子育ても少し落ち着いたので、仕事を始めることにしました。
フルタイムで週5日働くことにしたのですが、それはもう大変でした。
世の中の共働き家庭は、一体どうやってやりくりしているんだろう?!
と、不思議に思うくらい、これまで専業主婦だった私にとっては、忙しい日々の始まりでした。
とにかく、家事をする時間がありません。
帰ってきたらすぐに夕食の準備をして、
子供の宿題を見て、
お風呂に入れ、
寝かしつけることで精いっぱい。
子供と一緒に寝てしまった日は、洗濯も終わっておらず、
あくる朝からショックを受ける日もよくありました。
とにかく、毎日を何とかやりこなすことで精いっぱいで、
家の掃除をしたりする余裕がまったくありませんでした。
荒れ果てていく部屋に、自分でもうんざりしてしまい、
どうしてこんなに効率が悪いんだろうと、
落ち込む毎日はストレスがたまりました。
それに加え、仕事でミスしてしまった日などは、最悪でした。
家に帰ってきても仕事を引きずってしまい、イライラしてしまったのです。
子育てのストレスを、つい夫にぶつけてませんか?
たまっていく私のストレスを、ぶつけてしまった相手は、夫でした。
毎日遅くまで学童に預けている息子たちには、
申し訳ない気持ちでいっぱいだったので、
私のストレスはどうしても、夫に向いてしまいます。
夫は当時仕事が忙しく、毎日子供たちが寝た後に、帰宅していました。
すべてが終わってから帰ってくる夫に対して、
「どうして私ばかりこんなに大変な思いをしなきゃいけないの?!」
と、不満をぶつける毎日。
夫だって、毎日疲れて帰ってくるのに、
帰ってくるなり、私に文句を言われては、
イラっとしていたと思います。
それなのに、夫は毎日、黙って私の不満を聞いてくれました。
当時夫は、家事を手伝えないことに負い目を感じていたらしく、
私の不満を聞くくらいしか、自分にできることはないと思っていたことを、
後になって聞きました。
でも、この「ただただ私の不満をきいてくれた」ことで、私は、ずいぶん救われたのです。
夫には、本当に感謝すべきだったのに、そんなことにも気づかず、
当時の私は、すごくひどいことをしてしまったと今では心から反省しています。
人は、自分がいっぱいいっぱいになってしまうと、
相手の気持ちを考える余裕がなくなってしまいます。
当時の私はまるで、自分だけが悲劇のヒロインで辛いかのように
錯覚してしまっていたのです。
ストレスがたまると、ついつい誰かにぶつけてしまいがちですが、
いったん深呼吸して、もっと冷静になるべきでした。
子育てと仕事が忙しいのは、誰のせいでもないのです。
ストレスをため込んで、自分や大切な誰かを傷つけてしまうことのないよう、
上手に発散することが大切でした。
ストレスをぶつけるのではなく、
そうなる前に、相手に助けを求めたり、
相談できればよかったと今では、思えます。
子育てのストレスから体調不良になったらたいへんですよ!
子育てのストレスで体調不良になってしまう人も、少なからずいます。
現に私も、なりかけました。
ストレスって、本当に体に悪影響を与えます。
ギリギリのところで、私が、体調を壊さずに済んだのは、夫のおかげだと思っています。
夫が私の不満を毎日聞いてくれ、
休日には進んで家事の手伝いをしてくれたので、
私はストレスから体調不良にならずに済みました。
せっかく、家計の足しになればと頑張って働いても、
それでストレスをため込んで、体調を壊してしまっては本末転倒です。
ストレスでイライラしてしまい、ちょっとでも体に不調を感じたら、それは危険なサインです。
頑張りすぎず、すぐに休んでほしいと思います。
ストレスを軽く見ていたら、体調を壊してしまうかもしれません。
子育てには、母親である私たちが、元気な状態でいることが何よりも大切です。
何よりも、体を大切にすることを心がけてください。
そして、夫婦で協力しあうことが、共働き家庭には、必須です。
ぜひ、お互いに協力しあうことを忘れないでください。
まとめ
日本人である私たちは、いつも頑張りすぎなところがあると思います。
とくに母親は、子供のためならと、いくらでも頑張れてしまうのです。
でも、無理しているといつかきっと、疲れ果ててしまいます。
子育ては、頑張るものではなく、楽しむものと考えて、
なるべくストレスをため込まない生活を送ってほしいと思います。