子育てと仕事の両立って、本当に大変です。
私は、子供が幼いときは専業主婦をしていたのですが、
長男が小学生になるタイミングで、仕事を始めました。
子育てが少し楽になってきたので、
そろそろ働こうと思い、始めた仕事でしたが、
小学生になったとはいえ、やはり子育てと仕事の両立って大変でした。
今日は、私の経験をもとに、子育てと仕事の両立について書きたいと思います。
子育てと仕事の両立は甘くない・いつもストレスがいっぱい?!
長男が小学生、次男が年中の時に、仕事を始めました。
長男が小学生になり、子育ても落ち着いてきたので
私もそろそろ社会復帰をしたいと思ったのです。
しかし、小学生と幼稚園生を抱えながらのフルタイムでの仕事は想像以上に大変でした。
まず、小学生と幼稚園生の行事がバラバラなので、
思ったよりも、仕事を休まなければいけない日が多くありました。
また、幼稚園では預かり保育を利用できましたが、
小学一年生は、4月は早帰りが多く、子供の預け先にも困りました。
結局、学童を利用することにしたのですが、結構なお金がかかってしまいました。
働きながら、学童と幼稚園の預かり保育の料金を支払うと、
なんのために仕事をしているのか?
と思うくらいお金がかかってしまったのです。
毎日、仕事帰りに、幼稚園と学童にお迎えに行き、
家に着いてからは、想像を絶する忙しさでした。
急いで夕飯の準備、子供たちをお風呂に入れ、
その後洗濯、長男の宿題チェックをしてから、明日の準備。
時間が全然足りません。
こちらが急いでいても、
子供たちはだらだらしていたりするので、
ストレスでイライラ。
子供たちを寝かしつけてからも、
明日の準備や夫の夕飯の支度などをしていると、
あっという間に深夜。
寝不足の中、次の日仕事に向かうので、
ストレスはどんどん溜まっていきました。
子育てでイライラして、つい子供を怒鳴ってしまう?!
寝不足が続き、ストレスと疲れがたまっていくと、
毎日イライラするようになってしまった私。
学校や幼稚園を頑張り、その後学童や預かり保育にも行き、
頑張って一日を過ごしてきた息子たち。
本当は笑顔でお迎えして、家でゆっくり会話したりしたいのに、そんな時間はありません。
ついつい、子供たちにイライラしてしまいます。
「はやく支度して!」
「いつまでご飯食べてるの?!」
「宿題さっさと終わらせなさい!!いい加減にしなさい!!」
慌ただしい毎日の中で、家に帰ってきた子供たちを怒鳴り続けました。
「急いで!急いで!急いで!」
そればかり子供たちに叫んでいた気がします。
これじゃいけない、子育てのイライラが止まらないことを反省、20分の工夫で変わった?
忙しい毎日を過ごしていたある日、
長男が小学校に入って初めて、風邪を引きました。
仕方なく仕事を休んだ私。
病院に連れていき、息子を寝かせていると、
隣で私もいつの間にか寝てしまっていました。
はっと昼寝から起きると、隣で寝ている息子が嬉しそうに私を見ています。
「どうしたの?」と聞くと、息子は嬉しそうに
「風邪ひいてよかった!」といったのです。
ママとゆっくり寝れて、一日一緒に過ごせてよかったと言い出したのです。
その言葉に私は思わず涙が出ました。
忙しい毎日の中で、私は最近イライラしてばかりでした。
小学生になった息子は、新しい環境にきっと毎日緊張していたと思います。
それなのに私は、子供たちの気持ちなんて後回しに、
毎日バタバタしながら、子供たちを怒鳴っていたのです。
小学生になったとはいえ、息子はまだまだ私に甘えたかったのだと思います。
風邪を引いてよかったという息子の気持ちを考えると、
私は最近の生活を本当に反省しました。
自分のことしか見えていなかったのです。
私は泣いて息子に謝りました。
すると息子は、
「僕が風邪ひいたおかげで、ママもゆっくり寝れてよかったね」
といったのです。
忙しい私の心配までしてくれていたなんて、
こんなダメなママだけど、
やさしい息子に育ってくれていることは、
とても嬉しかったです。
また涙が出ました。
それからは、生活を見直そうと心がけました。
といっても、仕事をやめるわけにはいかないので、忙しい毎日は変わりません。
でも、子供たちを寝かせるときだけは、癒しの時間にしたいと考えました。
だから、毎日一冊絵本の読み聞かせをすることにしました。
絵本を読んで、心を落ち着かせて、
その後少しだけ子供たちと会話をしてから寝かせるようにしたのです。
まとめ
毎日、忙しい忙しいと思っていた時は、時間が全然足りませんでした。
でも、寝る前の20分は、必ず子供たちとゆっくり過ごす!
そう決めてからは、時間を作れるようになったのです。
どんなに忙しい毎日でも、意識して行動すれば、一日20分くらい時間は作れます。
仕事と子育ての両立は本当に大変です。
子供と過ごす時間も限られてしまいます。
でも、時間は短くても、濃度の濃い時間を過ごせたらいいと思うのです。
子供との会話の時間、大切にしてください。