子育てをしていく上で、ママの悩みは尽きません。
専業主婦、働くママ、それぞれに違った悩みを抱えているはずです。
私は専業主婦、働くママ、どちらも体験してきましたが、
ここでは専業主婦の子育ての悩みについて書きたいと思います。
ちっとも気楽でなかった専業主婦の子育ての日々!
わが家には二人の息子がいます。
私は長男を出産すると、夫の転勤ですぐ引っ越しをしました。
ですから、今までしていた仕事をやめ、
専業主婦になって、
長男の子育てに励むことになりました。
仕事をしていた時は、
専業主婦って、気楽そうでいいなぁ
そう思っていました。
でも、いざ専業主婦になってみると、全然気楽なんかじゃありませんでした。
何が一番辛かったかというと、とにかく孤独でした。
そして、一日中子育てをしなければいけません。
どこにもでかけず、赤ちゃんと二人きりで一日を過ごしていると、
なんだか社会と切り離されたような気持になりました。
だからといって、毎日どこかに出かけていたら、
家事はできないし、
赤ちゃんを連れての外出って想像以上に過酷です。
荷物は多いし、赤ちゃんの機嫌をうかがいながら出かけるのって、本当に大変で、
のんきにママ友とランチなんて、子連れではなかなか厳しかったです。
それに、子育てに休憩はありません。
そして、自分の思い通りにいかないことばかり。
洗濯を干している途中で赤ちゃんが泣き始めたり、
料理をしている時も、常に子供の様子を見ながらの作業になります。
とにかく、すべての行動に時間がかかることがストレスでした。
終わらせたかった家事がほとんどできない日なんてしょっちゅうありました。
専業主婦って、気分転換をする時間が本当にないのです。
意識的に、自分で、自分のための時間を作らないと、
すぐにストレスがたまってしまう環境だと感じました。
私ばっかり?子育てのイライラから夫に八つ当たり?!
一日中、子育てばかりしていると、それはもうストレスがたまります。
子供の機嫌が悪かった日なんて、私のイライラも相当たまっていました。
それを、仕事で帰ってきた夫にぶつけるようになってしまいました。
夫だって、一日遊んでいたわけではありません。
家族のために、毎日しっかり働いてくれているのに、
私は子育てのストレスから、
夫に八つ当たりするようになってしまいました。
当時、とにかく毎日イライラしていた私。
家にこもって育児ばかりしていると、
だんだん自分の容姿なんてどうでもよくなってしまい、
髪はボサボサ、肌荒れした姿になってしまいました。
そんな自分の姿を鏡でみると、またさらに気分が悪くなってしまいました。
どうして、わたしばかりこんなに大変なの?!
少しは手伝ってよ!!
仕事から帰ってきたばかりの夫に、八つ当たりしてしまうのです。
子育てのイライラを反省… 夫だって頑張っているんだし
私が八つ当たりしているにも関わらず、
夫は、何も抵抗せず、ただただ私の話を黙って聞いてくれました。
仕事が忙しく、帰ってくるのが遅い日も、
私がマシンガントークで、子育てのイライラを話しているのを、
ずっと聞いてくれていたのです。
今思えば夫だって、転勤したばかりの慣れない環境での仕事は本当に大変だったと思います。
それにもかかわらず、私の愚痴を聞いてくれました。
私は感謝しなければいけなかったのに、
感謝の気持ちを忘れ、
「平日は私ばかり育児してるんだから、土日は、パパが中心で、子育てしてよ!」
とまで言ってしまいました。
パパだって土日はゆっくりしたいはずなのに、
できるかぎりの子育てを、土日は頑張ってくれたのです。
そんな夫の姿をみていると、
これまでの自分の言動が恥ずかしくなり、
すごく反省してきました。
結局私は自分だけが頑張っていると勘違いし、
言いたい放題夫に愚痴って甘えていたのです。
夫婦は協力して子育てしなければいけないということを
忘れてしまっていたのは、私のほうでした。
子育てをしていると、どうしても子供中心の生活になってしまい、
子供を想うばかり、夫に冷たくあたってしまうのはよくあることだと思います。
わが家の場合は、夫がそれに耐えてくれていましたが、
(夫には本当に申し訳ないのですが)
夫婦で喧嘩してしまっては、子育てにも悪影響です。
相手を思いやる気持ちは、忘れてはいけません。
まとめ
ストレスがたまり、イライラしてしまうと、
ついつい周りのことが見えなくなってしまいます。
怒りに任せて、暴言を吐いてしまうこともあると思います。
でも、その言葉が相手をすごく傷つけてしまうこともあります。
大変な時こそ、
家族で協力しなければいけないし、
支えあうことが必要です。
専業主婦だって、社会にでて働くことだって、どちらもとても大変です。
お互いを尊重しあい、お互いの大変さを理解しあうことで、やさしい行動ができるはずです。
ぜひ、専業主婦の自分だけが大変だと悲観するのではなく、
相手に相談したり、話し合いながら、子育てに励んでほしいと思います。